News&Topics

HOMENews&Topics > 桜が一斉に咲いて一斉に散るのはなぜ?
2026-02-16

桜が一斉に咲いて一斉に散るのはなぜ?

桜が一斉に咲いて一斉に散るのはなぜ?
ソメイヨシノは、江戸時代後期に染井村(現在の東京都豊島区)の植木職人によって生み出されたといわれています。しかし、この品種はソメイヨシノ同士では交配ができず、接ぎ木によってしか増やせません。そのため、全国に広がるソメイヨシノは、すべて1本の原木から接ぎ木で増やされた、同じ遺伝子を持つクローンなのです。

野生のヤマザクラのように、それぞれ異なる遺伝子を持つ桜であれば、個体ごとに開花のタイミングが異なります。しかし、ソメイヨシノはすべて同じ遺伝子を持つため、気温などの条件が揃えば、一斉に咲き始め、一斉に満開となり、一斉に散っていきます。そしてヤマザクラと違って「葉より先に花を咲かせる」という遺伝子がお花見に最適だったこともあり、全国に広まりました。

桜の見どころは満開の時期だけではありません。一斉に散ることで生まれる「桜吹雪」は圧巻の美しさ。日本の春を象徴する光景のひとつです。
咲き誇る姿だけでなく、散りゆく美しさにも注目しながら、桜の季節を存分に楽しみましょう。


to top

個人情報保護方針 サイトマップ